2023年11月9日にAquos sense8が新たに発売されることが発表されました。 以前にAquos sense3を使用経験のあるスマホマイスター(自称)が、新モデルAquos sense8に関しての長所と短所を挙げてみました。
良い点
指紋認証が側面に移り、電源と一体化した(こちらは前作のaqoos sense7から同じ)
軽量
電子式手ブレ補正に加え光学式ブレ補正を搭載
3.5mmイヤホンジャック搭載
一番のメリットは、やはり側面指紋認証である点です。前々作(Aquos sense6)では画面内指紋認証が採用されており、覗き見防止フィルムを使用したいユーザーとしては、対処が難しかったため、非常に困っていました。
現在、Pixel 7というスマートフォンを使用しており、幸運なことに、PDA工房が指紋認証部分をくり抜いた覗き見防止フィルムを販売しているため、それを購入すれば問題ありませんでした。
しかし、前々作のAquos sense6では、指紋認証部分がくり抜かれた覗き見防止フィルムは存在しませんでした。ただ、以下のように指紋認証部分がくり抜かれていない覗き見防止フィルムは存在します。
aquos sense7以降、側面に指紋認証センサーが移動したことで、覗き見防止フィルム(例えば、Aquos sense7では以下のようなフィルム)を貼ったときに側面に指紋センサーがあれば、指紋認証が使えなくなるといった問題が解消されました。個人的には、この改善が大きな利点であり、これだけで製品の購入を検討する価値があると感じています。
aquos sense6、aquos sense7と覗き見防止フィルムが販売されていることから、おそらくsense8についても覗き見防止フィルムが販売されると予想されます。したがって、sense8においても、外出時にプライバシーに配慮した形でスマホを利用できるようになるので、この点は非常に大きなメリットです。 また、昨今のスマホの中では軽量な部類であることや、手ぶれ補正が進化している点についても魅力的だと思います。
良くない点
- 物理SIMスロットが1個のみ
良くない点はやはり物理SIMスロットが1つしかないことです。最近のスマートフォンでは、通常、物理SIMとeSIMの両方を搭載しているのが一般的です。こちらは他の機種とも同じなので、aquos sense8だから良くないというわけではないが、やはり物理SIMスロットは2つほしいと思ってしまいます。筆者はSIMカードを頻繁に入れ替えて、異なる端末でテストなどを行う特殊な状況にあるため、物理SIMスロットが2つあると非常に役立ちます。また、スマートフォンの機種を頻繁に変更するユーザーにとっても、物理SIMスロットが2つあると便利だと思います。
ただし、eSIMの転送機能が将来的に利用可能になれば、物理SIMスロットが2つ必要ないかもしれません。しかし、それはまだ実現していないため、現時点では物理SIMスロットが2つあることが望ましいと思います。