この物語は、先日おじさんの私(年齢非公開)が近所のスーパーで体験した衝撃的な出来事の話です。
先日の夜遅く、近所の激安スーパーに行くことになりました。
その日はいくつか買いたいと思っているものがいくつかあり、近所の激安スーパーに行きたいなと思っていました。
ただ、近所の激安スーパーの欠点は、激安であるがゆえに時間帯によっては非常に混雑してしまいます。
あまり人混みの好きではない私は、激安スーパーには混雑しなさそうな時間を狙って行くことが多いです。
そしてその日も人が少なさそうな時間を狙ってそのスーパーにいきました。
いつもはカートは使いませんが、その日は少し買い込もうと思っていたので、カートも使いました。
野菜やらなんやらいくつかかごに入れて、特に問題なく買い物をしていましたが、そこでまず最初のハプニングに見舞われます。
なんと、カートの取手が割れていることに気づきました。
あまり気にせずにカートを取ったのですが、どうやらもともと取っ手が割れてるくらい劣化したカートを選んでいたみたいです。
そして、何気なくふとカート全体を見てみると、カートの至るところがボロボロになっているではありませんか。
また、心なしかカートを引いているときに、タイヤの動きも悪かったです。
なんかついていない日だなと思いつつも、そこまで気にはならず順調に買い物を続けていました。
そして、事件は起こったのです。
買おうと思っていたドリップコーヒーを探しに、お茶・コーヒーが陳列されている棚に向かいました。
ドリップコーヒーが何種類か並べられている何の変哲もない光景です。
激安スーパーなこともあり、品数を絞って大量に仕入れていると思われるため、店の大きさに比べるとドリップコーヒーの取り扱いは少ないよなあなんて思っていると、そこに目を疑う光景が広がっていました。
なんと、三角形の物体が2つ並んでいるではありませんか。
さらっと流しながら見ていたので、スルーするところでしたが、あまりの違和感に改めて見てみるとやはり三角形の物体が2つ並んでいます。
それはおにぎりでした。
そう、ドリップコーナーにおにぎりが2つあったのです。
もちろんおにぎりは冷蔵商品なので、常温のドリップコーヒーが置かれている場所におにぎりが置かれているのはおかしいです。
あまりの衝撃に一瞬言葉を失いましたが、ついいろいろと思いを巡らせてしまいました。
これは、あるお客さんがおにぎりを取ったはいいけど、ふと買うのをやめたいと思った。
ただ、おにぎりコーナーまでは遠いから、めんどくさいし、どうせ店員がすぐに回収してくれるだろうと思い、ここにおいても問題ないと判断しただろうと思ったのでしょうか?
それとも、小さいお子さんが親御さんと一緒に買物をしている際に、親の目を盗んでおにぎりをコーヒーが置かれている棚においてしまったのだろうか?
はたまた、店員がなにか作業をしていてその途中でおにぎりをおいてしまったのでしょうか?
と考えて、おにぎりコーナーがあまりにも離れているので、店員がやった説はないだろうと自分の中で答えが出てしまいました。
ということで、真相は不明なのですが、とにかく冷蔵商品であるおにぎりが常温コーナーに置かれていたということで、このおにぎりはおそらく廃棄になってしまうのだろうかとお店の心配をせざるを得なかったです。
ということで、激安スーパーにストーリーに事欠かないなあと実感させられたとある一日の話でした。