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【読書】なぜ私がAudibleを解約するのか?

つい先日Audibleを解約しました。今回はその理由について語ります。

解約したいと思った理由は以下の3つです

  • いくら倍速にしても読書よりも遅い
  • 早く読みたい(聞きたい)からと言っても、2倍速を超えると全く頭に入ってこない
  • 倍速再生によってナレーションの良さを消してしまう

いくら倍速にしても読書よりも遅い

読書の場合は圧倒的に、Audibleのような聞く読書に比べて圧倒的にスピードが早いです。 特にある程度知見のある分野についての本を読む場合は、本をパラパラっとめくるような読み方をしてもある程度内容は入ってきます。 それに対して、聞く読書ではそういった強弱の付け方をすることができず、終始設定した速度でのみ聞く読書をすることしかできません。

もちろん、途中で速度を変えることである程度早くすることはできますが、早すぎると何を言っているかわかりませんし、目で見る読書に比べると圧倒的にスピードが遅くなってしまいます。

自分の場合は、「王様の読書」で提案されているように、まずは全体を速読で概観を掴み、その後、詳細を掴んでいくという感じで読むといったやり方で読書のスピードを上げています。聞く読書ではどうしてもこういった読書のスピードを上げるやり方をすることができないという点が個人的には致命的でした。

早く読みたい(聞きたい)からと言っても、2倍速を超えると全く頭に入ってこない

Audibleでは、読み上げの速度を変更することができ、最大で3.5倍速まで設定することができます。もちろん3.5倍速で聞くことができれば、それなりに早く読むことができると思います。しかしながら、現実はなかなかそこまでのスピードを設定することが難しいです。

ちなみに、自分の場合は2倍速が限界で、2.5倍速だとところどころ聞き取れないといった感じで、3倍速以上は本当に何言っているかわからないという感じです。

倍速再生によってナレーションの良さを消してしまう

Audibleといえば、著名な方のナレーションによる耳読書を楽しめるというのも大きなメリットかと思います。特に自分はオアシズ大久保さんによる「コンビニ人間」の朗読が非常に気に入っていました。

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せっかくのナレーションも倍速で聞いてしまうと、その良さも半減してしまうように感じます。ナレーションはそれ自体がその人のベストだと思うナレーションをしているわけで、それを倍速で聞いてしまうということは本来の良さを損なうものな気がするので、せっかくAudibleで耳読書をするのであればできれば等倍で聞かないともったいないと思います。

しかしながら、倍速で聞かないと1冊を読み切るのに時間がかかってしまうので、結局倍速で聞いてしまうのでナレーションの良さを消しながら耳読書しているという複雑な感情に陥っていました。

まとめ

ということで、どうして私がAudibleを辞めるという選択をしたかについて解説しました。

私のケースでは、Audibleは合わないと判断しましたが、使い方によってはかなり良いサービスだと感じますので、ご興味ある方はトライしてみてもよいかもしれません。