ホテルにチェックシートがほしい

筆者は最近ホテルに泊まって感じたことがあります。それはホテル清掃に関して従業員もお客もどちらも確認できるようなチェックシートを設けることです。

その理由は、従業員の立場では、どのような人でも一定の品質を保った清掃ができる点、お客の立場では、部屋の設備がいつ、どんな感じで清掃されたかが確認できることで安心感を持てるからです。

筆者のホテル宿泊での体験

なぜチェックシートが必要かということを思ったかといいますと、それは最近の筆者の宿泊体験から来ています。先日宿泊したホテルでは、ランドリーのシートやアンケート用紙があるにもかかわらず、ペンがないということがありました。その日はたまたま持ち歩き用のペンを忘れていましたが、ホテルではアンケート用紙やランドリー用紙もあり、持ち歩きのペンがなくても問題ないと思っていました。しかし、実際には宿泊したホテルには、アンケート用紙などはあるが、ペンがなかったため、困ってしまいました。もちろんフロントに連絡すれば、ペンを貸してもらえるとは思いますが、近くにコンビニがあり、他の買い物のついでにペンを買うことで事なきを得ました。

ホテルで最近働いている人の状況

ここで、ホテルの状況を考えてみます。受付の際に外国人のスタッフが対応してくれたことから、外国人スタッフも普通に働いているようです。日本語での接客スキルが必要な受付で外国人が働いているということは、接客スキルをそこまでは要求されない清掃スタッフも外国の方が多く働いているだろうと推測されます。こういう状況では、誰でも作業ができるようにわかりやすいチェックリストを提供することが重要かもしれません。ペンが足りなかったのは単なる偶然かもしれませんが、ペンはあまり使用されないため、見逃された可能性もあるでしょう。清掃のプロセスを改善するために、スタッフに明確なガイドラインを提供することは有益だと考えています。

お客目線での話

お客の目線では、自分の宿泊するホテルがいつ、どのように清掃されているのかを知ることは安心につながります。特に普段の環境と異なるとは、自分が思っているよりもストレスに感じることが多いです。自分が最近ストレスに感じたことは、今回のペンの件とは別のホテルでのお風呂のはなしです。その日は、2万歩も歩いてかなり疲労感を感じたので、湯船に浸かろうとしました。しかし、浴槽を見てみると、赤カビがついていました。部屋全体は一見すると、ベッドメイキングもされていて、アメニティも準備されていたので、浴槽の赤カビは清掃忘れなのか、それとも煩雑に清掃されていたのかと思います。こういったこともチェックシートで、清掃済みかをチェックできるようにしておけば、防げるのかなと感じました。チェックシート自体は、作業負担を増やすわけでもないけど、作業する人のミスを減らす効果は高く、導入は大きなメリットかと思います。個人的には日本のホテルはかなりきれいで、洗礼されているところも多いので、チェックシートできちんと管理されれば、さらに日本のホテルのイメージも向上するんじゃないでしょうか？