深刻な中毒症状に苦しんでいる。
その原因は「フジイ」だ。
「フジイ」とは「路傍のフジイ」という漫画のこと。とにかくこの漫画が絶望的におもしろい。
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一見、無味無臭で全く特徴のない人間に見える「フジイ」が実は非常に魅力的で、周りの人を虜にしていく様子が非常にコミカルに描かれている。自分の人生を思い返してみると、どの組織にも「フジイ」のような、一見普通のそうに見えて、一目を置いてしまうような魅力のある人間っていたよな。そういう人間ってなんだか自然と気にかけてしまうよね。そういった人間模様がまさに「路傍のフジイ」の作品の中でも描かれている。作者はよく人間模様を観察しているなと非常に感心する。まあフィクションだろうけど、何かしらの実体験に基づいているんじゃないかと勘ぐったりしてしまう。
ほのぼの日常系のコメディは読んでいて、気持ちが非常に楽になるから良いよね。「ウシジマくん」とか「九条の大罪」みたいなちょっと裏社会物的な漫画も好きなんだけれども、そういった作品は読んでいて少し心がつかれてしまう一面もある。なので、「フジイ」のようなほのぼのコメディ的な話はリラックス効果も期待できて、非常に良い。
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しかも、現時点ではAmazonのKindle Unlimitedで1巻が無料で読めるようになっているので、気になる人はすぐにでも読めるようになっているのも非常にすばらしい。かくいう自分もKindle Unlimitedで読めるようになっていたことがきっかけで読んだわけ。
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ちなみに、一巻を読んだら絶対に二巻、三巻と続けて読みたくなることは必至だよ。本当に中毒性が高い。かくいう自分も、一巻を読んだあとに間髪入れずに続きを読んでしまった。これを中毒症状と言わずして、何を中毒と言おうか。
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