先日、私が視聴した映画「ヴィーガンズハム」についてご紹介します。
今回視聴した映画については動画でも紹介しています🔽
この映画はフランスで製作されたブラックコメディであり、倫理的な問題をコメディ風に描いています。
物語は、肉屋を営む男性とその妻が、ヴィーガンと呼ばれる動物を食べない考え方を持つ人々に襲われるところから始まります。彼らは肉屋さんを訪れ、「動物の肉を売っているなんて許せない」と理由をつけて襲ってくるのです。
ある日、男性が襲ったヴィーガンの男性と遭遇し、思いつきでその男性を殺してしまいます。そして、その遺体を肉屋に持ち帰り、なんと人肉を加工してハムにしてしまうのです。驚くべきことに、そのハムは非常に美味しいと評判になり、肉屋のお店は大繁盛となります。
しかし、人肉の在庫が不足してくると、次々に新たなヴィーガンが獲物となり、物語は奇妙な展開を迎えます。どうなるのかはネタバレになるので言えませんが、予想通りの結末とは限りません。
ただし、注意が必要なのは、映画にはかなり過激でグロテスクなシーンが多く含まれている点です。特に肉の加工シーンはリアルで、苦手な方は注意が必要かもしれません。
この映画はブラックコメディの要素が強く、ヴィーガンに対する風刺的なメッセージも感じられます。ビーガンの当事者や意識高い系の人々には少し嫌悪感を抱くかもしれませんが、斬新なコンセプトの映画として一度は観る価値があります。
個人的には、最初のインパクトが強烈であったものの、期待した怒涛の展開がなかった点が残念で、評価は5段階で☆4としました。ただし、グロテスクなシーンが苦手でない方は、ぜひ一度視聴してみてください。プライムビデオで観ることができるので、興味がある方はおすすめです。