今週土曜の夕方に放送していたクレヨンしんちゃんのとあるエピソードで強烈に違和感を覚えて、実はこういうことじゃないか?という直感が当たっていたよという話。
今週のクレヨンしんちゃんの最初のエピソードである「ラップでお掃除だゾ」というエピソードの最後のほうで、父ひろしが携帯電話でメールを見ているシーンの話。
そもそも、令和7年の今の時代にガラケーであることにまずは違和感を抱き、そして、さらに強烈な違和感を覚えたのは、次のシーンである。なんと、ひろしのガラケーの画面で開いたメールの添付ファイルの名前である。おそらく、日付だろうと思われるファイル目には、2009年という文字が並んでいる。2009年???だと?今は令和7年(2025年)だぞ?
ここで考えられる理由は2つあるかなと思う。一つは、今回のエピソードが再放送であるという点。これが一番有力であると思う。とはいえ、いくら注意深く視聴していなかったとはいえ、少なくとも自分が見ている範囲では再放送という案内はなかった気がする。ただ、これが一番な説だと考えられる。
もう一つは、以前ボツになったエピソードをこのタイミングで公開したという点。以前ボツにしたんだから、令和7年のこのタイミングで放送する理由にはなるとは考えづらいので、この線はあんまりなさそう。
とりあえず、今回のエピソードをGoogle検索してみたところ、以下の公式ページがヒットした。
クレヨンしんちゃん #658-2 ラップでお掃除だゾ 時間:7分 料金:月額 550円 (税込) 放送日:2009年2月20日 配信開始日:2021年11月10日 視聴期間:決済日の翌月同日の前日まで
上記の通り、初回の放送日(おそらく)は、2009年とのこと。これは、ひろしのガラケーの画面に表示されていた添付ファイルの年(2009年)と一致するので、やはり再放送という説は正しかったみたい。しかし、改めて振り返ってみても再放送という案内はなかった気がするんだよなあ。ステルス再放送ってテレビ業界ではあるあるなのだろうか?月曜から夜ふかしでさえ、総集編みたいな形で再放送と明記はしていないが、それとなく再放送であることを匂わせてはいるけれど、今回のようなまったく再放送という形がにおわせられていない形で放送される場面に遭遇するというのは、自分史上初めての経験である。
単に、自分が再放送的な文言を見落としていただけだろうか?謎は深まるばかりであるが、これを確かめるためだけにもう一度録画したしんちゃんのエピソードをまじまじと見る時間は残されていないので、この謎は永遠に解明されないのであった。